TG Fantasy day04 物語のはじまり

今日からでるたは、一切もったいぶらない。

物語のはじまり

我々の世界ココ・ハド・コジャ・・・。

5000年もの間、この世界は世界樹カフンシオの恩恵にあずかり、

安定を保ってきた。

しかし、突如として闇が!

空と大地と海の裂け目よりあふれ出したのだ。

それを引き起こしたのは魔王メガサタン!

世界を闇に染めようとしている男だ・・・。

この闇を祓えるのは、選ばれし勇者と、聖剣グランドキャリバーのみ。

しかし伝説によれば、聖剣グランドキャリバーに触れたものは、

みなひとしく女になってしまうという・・・。

それは、グランドキャリバーが究極と無限の力を持つ剣である証拠である。

真の勇者であれば、男のまま、その剣を扱うことができよう。

勇者ラムダよ・・・そして従者ニューよ。

そのさだめに従い、聖剣グランドキャリバーをさがしだすのだ!

でるたメモ

聖剣グランドキャリバー
 伝説的な強さを誇る伝説級の伝説剣。
 そのひとふりによって山は砕け、海は裂かれ、空がさけぶという。
 構成物質、所在、そして誰が製作したのかに至るまで、ことごとく謎の多い刀剣である。

勇者の家系と、その従者の家系。

しきたりに従って、旅に出たラムダとニュー。

旅の途中でデルタに出会ったのがうんのつき、

妖精の鎧でラムダは女の子に変貌し、ニューは困惑する。

世界は闇がモリモリ増殖していて、人口も4割近く減った。

疫病が流行り、景気は後退し、税金はあがり、

冬のボーナスもなくなって、失業者があふれた。

少子化や、温暖化、若者の車離れなどにより、

世界は存亡の危機に瀕していた・・・。

国もボカスカ滅び、正直大ピンチである!

そんななか、

聖都セイナルーンは、法術士たちが聖なるバリアでしのいでいた。

聖なるバリアは聖なる心が生み出す、闇と相反する力。

これにより、ココ・ハド・コジャの聖都周辺の国々ではまだ、
被害は発生していなかった。

だが、突如として、
セイナルーンの巫女が突然に可愛い男の子になったとのウワサが。

可愛い男の子になってしまうと、聖なるバリアの効果は半減してしまう。
この機を、魔王メガサタンが見逃すはずはない・・・。

ところで・・・聖剣グランドキャリバーとは、じつは可愛い男の子である!

可愛い男の子を、ニューの家に伝わる禁断の変身魔法によって剣に加工するのだ。

ひどいとは思うが、これも勇者の運命である。

とはいえ女になってしまった現在のラムダは、聖剣探しなどうんざりの極みといった様子で、

自分はもう女の子になったんだから、使命なんかもういいじゃん!

自由だああああ

みたいなヤケクソモードであったが、

可愛い男の子と聞いていてもたってもいられなくなり、

ニューをつれて聖なる都に向かうのだった。

「トホホです」


つづくである(絵は準備中)