TG Fantasy 0 day01 プロローグ

少年は性転換カメラで遊んでいて、
いつのまにか異世界ココ・ハド・コジャに迷い込んでしまった。

そこは世界樹ハナマガリンに覆われたファンタジックな世界。
女の子しか生まれない、けれども平和な世界だ。

少年は、世界樹と意識をかわす儀式の少女と出会う。
しかし儀式の少女は、男性化の儀式によって男にされてしまっていた。
世界樹が世界の均衡をたもつためには、男を魔法でつくりだし、
身体を通わせるしか方法が無いのだ。
世界樹を守るためとはいえ、少年は少女を哀れに思った。

しかし少女はまったくぜん意に介していないどころかノリノリであり、
むしろ男になって大喜びしていた。
「わたし、超、ちからもち!」

少年はそんな彼女と毎日を過ごすうちに、まぁ女の子のままでもいいかなと思い始める。

しかし世界樹はそれを許さなかった。

世界樹は生贄として、少年をこそ欲していたのだ。
なぜか?それはショタコンだったからだと思われる。
「オトコノコ ダイスキィィィィ!」
少年は世界樹の力で元の姿に戻るものの、
対価として世界樹の根につながれ、身動きがとれなくなってしまった。
このまま一万年もの間、永遠に体を樹にささげ続けなければならない。
それを嘆く少年を助けたのは、聖剣グランドキャリバーをたずさえた、
儀式の少女であった。

説明しよう!
聖剣グランドキャリバーとは、儀式の少女が股間に生やした凶暴なそれを、
精霊の力でうーんと鍛えて、スッゴイかたくなってる、シュワルツネッ○ー全盛期なみの、
それである(取り外し可能)。

儀式の少女は少年を閉じ込めていた世界樹の根を切り裂き、救出した。
が、世界樹は枯れ果てて死んでゆき、ココ・ハド・コジャも崩壊をはじめる。

少年は少女に言った。
「きみと一緒なら、何もこわくない」
少女は少年に言った。
「私もよ!」

少年と少女は崩壊する世界の中で口づけをかわし、
そして融合し、ひとつの種となった。

種は新たなる世界樹カフンシオとなり、
異世界ココ・ハド・コジャに万年の幸福を与え続けているという。


TGファンタジー ゼロ
R/Lダブルディメンジョンブースト エクストラアドバンストエディション

あっというまに
とりあえずここで
おわり〜


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